手漉き大麻紙(おおあさかみ)書画用 4.5匁
山地水明な自然の中で粛々と育まれて来た美濃和紙。
古来の素材である麻と昔ながらの手作業による紙漉き技法で丁寧に漉きあげられました。
◇素材:ヘンプ100%
◇サイズ:約920×620mm
◇職人:幸草工房/加納 武
幸草工房とは?
幸草紙工房の加納武さんは、書画用の和紙を得意としながら麻や藁など色々な植物繊維を利用した和紙を漉きます。
楮、雁皮、三椏以外の原料の利用も加納さんの目指す書画用の紙の完成度を高めるためであり、その和紙には加納さんの人柄(志)がうかがわれます。
その和紙は強く・やさしく・曇りがない・・・
昔ながらの手作業による紙漉き工法の復活や、和紙の原料となるの楮(こうぞ)栽培への取り組みなどは、丁寧な和紙づくりへの姿勢そのものです。
「書画用和紙にとって最適な方法を模索して行ったら、昔のやり方に帰っていった」という加納さんの言葉には説得力があります。
【書/円相】※書画イメージ
水墨画家 /河村英之
硯 /雨畑真石
筆 /熊野筆
水 /柿田川湧水
麻墨(ますみ)使用したイメージ書画です。
天然の青墨(せいぼく)と言われる麻墨独特の色が
手漉き大麻紙(おおあさかみ)と出逢い、
独特の滲みを表現しています。